核ごみに関する政府との会合で六ケ所村関連質問をされている山田清彦さんの
日本原燃の再処理計画に関する考察、資料
以下に転載します。
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日本原燃㈱25回目延期計画に無理が見える 文責:山田清彦
完工後に安全協定を締結してから、溶液・廃液処理運転開始するが、その処理量は以下の通り。
運転員の習熟度が、年数を得るにしたがって下がっていくことが予想される。
2020年11月18日原子力規制委員会の臨時会議の資料に出ているのを拾いました。
以上の前提に立って、日本原燃㈱増田社長がガラス固化をして100㎥の廃液をガラス固化従っているが、それが順調にいくとは思えない。
竣工後100㎥の廃液をガラス固化すると+アルカリ廃液59.7=159.7㎥
ガラス固化体307本相当(1本当たり0.52㎥)の発生が予測される
その計画が順調にいくかどうかが、再処理工場就航後の課題である。
なお、11月14日に省庁交渉をしたグループから寄せられた回答によれば、現時点で、高レベルガラス固化施設の増設計画がないという返事であった。既存施設はA系が残り2年、B系が残り3年使えると日本原燃はしているが、次期ガラス固化施設を用意する時間的な余裕は無いように思われるが、もしかしたら、再処理工場を運転する気がないのかもしれないと思ってしまう。