泊原発2号機の非常用発電機の一部に損傷 海水漏れ

 

 

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北電は「冷却水漏れだった、環境に影響なし」としているが、早い話が、
原子力施設は思いのほか細かい部分が想定以上の速さで老朽しているということ。
こうした事故が何でもないことだと問題を矮小化して小出しにしていることに
慣らされてしまいかねない。
原子力防災上、こうした認識の甘さが大きな事故につながらぬよう願いたい。


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/20210917/7000038382.html?fbclid=IwAR1ZJ8uw6UymUS321U3iLaGLbBGm2poApdj9JVq4A8ihmnMkiSlwHlaT8ko
泊原発の非常用発電機の一部に損傷 “冷却機能に問題なし

北海道電力は、運転を停止している泊原子力発電所2号機について、燃料プールを冷やすための電源を失った際に動かす非常用発電機の一部に損傷が確認されたと発表しました。北電は、発電機の運転に支障はなく、冷却機能に問題はなかったとしています。

発表によりますと、今月7日、泊原子力発電所2号機の定期点検中、非常用発電機1台に損傷が見つかったということです。
泊原子力発電所は、現在、運転を停止していますが、外部電源で燃料プールを冷やし続ける必要があります。
今回損傷が見つかったのは、この外部電源が使えなくなった際に動かす非常用発電機で、空気を冷やすための海水を通す管から1秒あたり5ミリリットルの海水が漏れていたということです。
北電では、非常用発電機の運転自体には支障がなかったほか、仮に運転できなくなっていた場合でも代わりの発電機を備えていて、冷却機能に問題はなく自社で定めた「保安規定」の違反もなかったとしています。
北電は、今月14日に水漏れが確認された設備を交換したということで、原因を今後、詳しく調べることにしています。

 

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